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腎臓病について

腎臓の働き

腎臓の主な働き

腎臓病の症状


 ◆下記は、腎臓疾患が原因で引き起こされている可能性のある症状です◆

 原因不明の疲れや倦怠感などの自覚症状がある場合にはそのままにはせず、腎臓病の検査も含め全体的に検査をすることをお勧めいたします。

手足や顔がむくむ(浮腫)

→腎臓の機能が低下することにより、余分な水分や塩分などを排出させる力が弱まってくるとむくみ(浮腫)があらわせます。また、尿の中に必要なたんぱく質が多量に溶け出してしまい、血液中のたんぱく質が低下し、血管の中に水分を保っていくための浸透圧が保てなくなっていることが考えられます。むくみ(浮腫)は、心臓の周囲、肝臓、肺、胃や腸にあらわれ、とくに肺に起こると肺浮腫になって呼吸困難になる危険性があります。

高血圧気味だ(腎性高血圧)

→腎臓機能の低下により水分や塩分の排出がうまく行われなくなるため、高血圧の症状があらわれます。高血圧になると、腎臓への負担が更に高まり、腎臓の機能がますます低下することになります。

尿が濁っている(蛋白尿)、量が多い若しくは少ない

→「膿尿」と言って尿路に炎症が起き尿に白血球が大量に出ている症状を指します。また、赤~赤褐色の場合は血尿で腎炎などが起こっている可能性があります。健康な成人が1日に排泄する尿の量は、1000~1500mlですが、腎臓病が末期になると尿の量が400ml以下になったり、2500ml以上になったりするので尿量にも注意が必要です。

このような方は、尿検査をおすすめいたします

蛋白尿と治療法について

蛋白尿とはのイメージ

蛋白尿とは

 職場や学校で検診で尿検査がありますが、その検査では尿の中の蛋白や潜血、糖などをチェックします。

 特に腎臓病にとって重要なサインは、尿内の蛋白となります。正常では尿に蛋白が現れることはありません。ところが腎臓に障害があると蛋白尿が出てきます。このとき、痛みはありませんが、痛みが無いからといって放置しておくとやがて10年、20年の経過で腎臓の機能は低下し、最終的には透析にいたる可能性が高くなります。

 蛋白尿が腎臓のフィルターを通り抜けるときに、腎臓のフィルター自身をガリガリと傷つけて出ていくことをイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。蛋白尿が多いほどフィルターはガリガリと傷つけられ、腎臓の機能も早く低下してしまいます。蛋白尿が少ない方ほど腎臓の機能は長持ちします。いずれにしても、蛋白尿が持続する方は、決して放置せずに蛋白尿外来を受診することをお勧めします。
 
 症状はありませんが、今日もあなたの腎臓のフィルターが傷つけられているのです。


蛋白尿の治療方法について

 蛋白尿は体質的なものだとして、経過観察されていた頃もありました。最近では蛋白尿を消すための治療方法が確立されてきました。

 治療の主体は薬物療法と食事療法です。
薬物療法には大まかに3種類(ステロイド治療、降圧治療、抗血小板治療)があります。蛋白尿の程度によって使い分けると思ってください。食事療法は蛋白制限食が基本になります。蛋白質を制限することで蛋白尿が減少します。蛋白尿が減少すれば腎臓の機能は長持ちします。症状のない蛋白尿ですが、放置してはいけません。
 
 きちんと専門の病院を受診し、ご相談下さい。


心臓病との関係について

 蛋白尿が出る方は、心臓病(狭心症や心筋梗塞)になりやすいことが分かってきました。腎臓のための治療が、そのまま心臓病の予防につながります。

 より厳格な血圧の管理、LDL-コレステロールの管理、肥満の管理、禁煙などが必要になってきます。併せてご相談下さい。心臓病やその他の生活習慣病で困ることのないように過ごしていただくことをおすすめ致します。


定期的な検査で現状の把握、および早期発見を心がけましょう。

慢性腎不全のステージ

腎不全には、0~5ステージに分けられます。
各ステージによって治療方法が異なります。健康診断等で腎臓病疾患が認められた場合は、迅速にお近くの腎臓内科を受診することをおすすめします。

CKD重症度分類と診療計画(K/DOQI-KDIGO)

病期(ステージ)1-5の領域がCKDを有する患者さんで、そうではない部分がCKDに発展するリスクを有する患者さん。
KDIGOでは透析療法を施行している場合GFRに関わりなく、ステージ5D、移植患者さんはGFRに応じたステージにTを付けます。

ステージ0

ハイリスク郡
慢性腎疾患には至っていないがリスクが増大した状態で、治療計画としてはCKD(慢性腎臓病)危険因子を減少させる治療を行います。

ステージ1

腎障害はあるがGFR(腎臓内、糸球体濾過量)は正常。治療内容は、上記に加えてCKD進展を遅延させる治療、併発疾患の治療、心血管疾患のリスクを軽減する治療を行います。

ステージ2

腎障害が存在し、GFRは軽度低下している状態。上記に加えて、慢性腎臓病の進行度の評価を行います。

ステージ3

腎障害が存在し、GFRが中程度低下している状態。上記に加えて、CKD合併症を把握し治療を行ないます。(高血圧、貧血、続発生上皮小体機能亢進症など)

ステージ4

腎障害が存在し、GFRが高度低下している状態。上記に加えて、透析または腎移植の準備必要となります。

ステージ5

腎不全、透析期。もし尿毒症の症状があれば、透析または腎移植の導入が必要となります。

当院で行う腎臓病治療について
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